近年、食材としての馬肉に注目が集まっています。
それは馬肉の「美味しさ」が評判になっていることもありますが、それだけではなくもう一つ理由があります。
それは、“健康食材‘としての馬肉の魅力です。
一般に馬肉は「低カロリーで高タンパク」という印象をもたれていますが、これは実際に数値でも証明されています。
部位にもよりますが牛肉と比べると100g中に含まれるタンパク質の量は同程度ですが、カロリーは1/2から1/3という優秀さです。
これはヘルシー食材としてよく知られている鶏ムネ肉と同程度の水準です。
しかも、馬肉は鉄分も豊富です。
昔から馬肉は貧血に効くと言われる所以です。
また疲労回復に役立つグリコーゲンも多く含まれています。
「馬肉を食べると馬力がつく」というのは、あながち間違いではないのです。
このように様々な栄養素が豊富に含まれながら低カロリーである馬肉は「太りたくない。でも、しっかり食べて栄養も摂りたい」という、現代人のニーズに応える魅力を備えた食材なのです。